ある時から、パンが芸術品のように扱われたのを、私はあまり好まなかったけれど、
今日パン講習会である生徒さんが、一生懸命に額に汗しながら作り上げたクロワッサンが見事に焼けたのを見て、「これは芸術だ!」
私は叫んでいました。
先日、あるメディアの20才代の女性と話していたら、私が店長と結婚したのは「やっぱり偉くなりそうだったからですか?」っと質問をされました。
「へっ?!」
さすがに私もたじろぎました。(笑)
「今どきの女の子は、そんな事を考えながら、彼氏を選ぶの?」
頭に流行の「婚活」の文字が浮かびました。
「16才からの付き合いなので、友達みたいなもので、全くそう言う打算的というか〜、いやしっかりした将来像なんかも考えずつき合っているうちに結婚したって感じよね」
そう答えると
「でもやっぱり、何か他の人と違って見えたんでしょうね?」とさらに突っ込みます。
「ぎゃははは〜 極意が知りたいの?」
すると彼女は大きくうなずいています(笑)
私は得意のお好み焼きの話をしてみました。
『お好み焼きに行くとさ、エビとか肉とかをきっちり分ける人も居れば〜、最後にひっくり返したらなぜか相手の方に行っちゃっている〜なんて事あるじゃない?
偶然なのかな〜って思うけど、2枚目も3枚目もそうみたいな。。。(笑)。
そう言う場面で、16才の頃から店長は、私に「食え食え」て美味しいものを食べさせてくれた訳だ。
自分がエビを食べなくても、くれる人だったのよね。
そうすれば女の子は喜ぶだろうとか、もちろんそんな計算で動いている訳はなくてね。あれが素なのよね。
そーいうおおらかな人だったのよ。』
くだらなそうなこの話、今まで何回したか知れないけれど、まさに極意を踏まえていると思うんだ〜
でもさ、そろそろもっとカッコイイ話にした方がいいかな?
ぎゃははは〜〜〜