昨晩はやっとMOBAC終了のお疲れ会になり、Welkerオーブン社のフックス社長と会食をしました。
向かって右の方です。とても朗らかで物静かな社長様です。
もうご年配ですが、ところがどうして〜とてもアクティヴでいつもどこか海外へ出掛けているぐらい、フットワークの軽い社長兼営業マンという顔的な存在の方です。
私達が初めてお会いしたのは、もう5〜6年前になりますが、一昨年前はドイツ語も話せない私をドイツイバのブースに立たせてくれて一緒にお仕事させて下さいました。今思い出しても本当にお心の広い方です。
店長への信頼も厚く、つたない英語で質問をぶつけても、いつも一生懸命分かりやすい単語に置き換えて説明して下さいます。私は大好きです。
でもやっぱりドイツ語は話せません。どう頑張っても、すぐに前頭葉が痛くなって〜めまいがします。。
なので最近は「おはようございます。でももう無理です。ごめんなさい。」が合い言葉になりました(爆)。
挨拶をしたら、ぺこっと頭を下げる。すると彼はもうそれ以上は私に話しかけて来ないようになったのです。
失礼な話しなのですが〜その代り誠心誠意頑張って、お仕事でお返しをしようと思う気持ちが強くなりました。
彼もそれを解ってくれているようで、いつも遠くから見守ってくれます。
昨晩は次男坊を一緒に連れて行きました。
実は人手が足らないMOBACで、1日だけバイトさせたので、ご招待して下さいました。
まだまだ何も出来ない息子なのでMOBAC会場でも足手まとい、、、私が気が気じゃなく色々指示していたら、その様子をずーっと観ていらっしゃいました。
そんな息子に「ドイツにいらっしゃい」っと話しかけてくれました。
息子は「海外なんて無理中の無理」っと私とそっくりに完全拒否で言い放って断っていましたが、社長はさらに優しく「心配は何も入らないよ」っと微笑んでくれていました。
もうそれだけで、息子の顔はいつもと変わっていました。
人と人が繋がって行く。人種とか国とかなんか、関係がないんですよね。
まだまだ子供だと思っていた息子も、次ぎの時代の担い手です。
急に引き継いで行く準備を始めなければいけないっと私はハッとしましたが、まずはこのフックス社長のように、全てを受け止めて包んでくれる人間に成り、繋がっていかなければいけないんだろうっと思いました。