本当にまー
暑い日が続きますね。。。
それでなくても引き蘢りの私は、筋力すら落ちてしまいそうな1日を過ごしてます。(爆)
昨晩はマネージャーがやってきて、いつものことですが〜夕飯まで居座っていました。(笑)
Z店長は格好の酒友達がやってきたとばかりに、「呑もうよ〜」などと誘って、早々に宴会の夕べを始めてしまいました。
そんな気楽な様子に次第に息子達も加わり、ダイニングのテーブルはワイノワイのと盛り上がって行きました。
別段、共通の話題もないだろう中年の宴会でも、目を輝かせて話をしている息子達を見て、男同士と言うのは何か〜年上に対する憧れのような感覚が強いのかなぁと思えます。
「追いつけ追い越せ」そんな思いが見えるのです。
まっZ店長の話は、多岐多彩その上面白おかしいので、誰でも興味津々というところがあるようですが。
そこにマネージャーと私のお馬鹿な茶々が加わり、一気に話題はバカ話に炎上。もうずーっと笑いっぱなしでお腹が痛くって仕方ない夜でした。
そう
よく聞かれるのですが、息子はどちらもパン屋を継ぐ予定はないです。
大学4年の長男も先日就職先が決まりましたし、次男もなんとか進学しそうです。
Z店長も私も格段それに対して残念な思いはありません。
Zopfを誕生させて間もなくの頃から、私達はそんなに長くZopfをやって行く気はなかったからなのです。
あ!決してZopfを愛していない訳ではないですよ〜
ましてやパン屋を真面目にやってない訳じゃないです!
そうじゃなく、Zopfを懸命にやってきて楽しかった分、それを誰かに任せるのはやめようと思ったんです。それは子供じゃなくても弟子に継がせるって事も同じで、それぞれの人生を楽しんで歩んで欲しいと願うからこそ、変に執着するのはやめようと思ったんです。
ですから、Zopfで修行をしているスタッフ達にも「自分らしく自分の店を作っていくのが、パン屋の1番の楽しいところよ〜」と言っています。
とにかく、2人でZopfを引っ張って行くのがしんどくなったら辞めようと言っています。
いつまで駆けっていられるか分りませんけど。それまでは、グイグイとスタッフを引っ張って、今を駆け抜けていたいです。それでヨレっとしてきたら潔く隠居して、でもZ店長はそれこそ死ぬまでパンを焼いているでしょうから、小さなパン屋をやるだろうと思います。(自宅にパン工房を作っておいたのもそんな訳です。)
そこで、Bって名を変えて(B級のBだそうです)細々パン屋をやっていけたらと思います。笑
「きっとクープ(パンに入れる切り込み)を入れる手がよれよれして、それが「味」の見たことないパンが出来るぞ〜」などとZ店長は今からB級パン屋に意欲的です。
そして年甲斐も無くまた馬鹿みたいに大量のパンを焼くかもしれません。私はそれを曲がった腰を伸ばしながら、せっせ せっせと棚に並べたり、痛んだ膝を縮めながら箱に詰めたりするのでしょう、、、、。
ああああ、、、
我が暮らし一行に楽にならずですわ。。
そしてその様子をまた、息子達は興味津々に眺めるのかもしれませんね。
そんなことを傍らでひっそり思って呑んだ夕べでした。