4月の連休にスタッフと温泉旅行に行って来た。
車3台に乗り合わせ、あちこちのパン屋やカフェを巡りながら、食べ続けの大騒ぎ〜ハチャメチャな旅をした(笑)。
いつも一緒に仕事をしている仲間だけれど、職場を飛び出してみるのはいいものだね。本当に楽しくって、愉快だった。
でもね7年前、このZOPFを立ち上げる構想をめぐらせていた時のコースを、実は辿ってみていたのだった。
大きな平台のヒントをもらったパン屋や、カフェのお料理の基礎を得たカフェ。。。終わりの頃には気がついたスタッフが、「これZOPFと同じ!」な〜んて指差して笑った。「もちろん」私は悪びれずニヤリと笑った。
「ヒントってやつはあちこちに転がっているもんなんだよ」店長が諭す。
神妙な顔つきになったスタッフも居たが、まだまだ大半はヘラヘラと笑っていた。
私は7年前と変わらず商売を続けているそのパン屋やカフェを安堵して廻りながら、以前と「変わったところ」「かわらないところ」を見ていた。
同じ事を長く続けて行く努力も大切だけれども、時代と共に変わって行く柔軟さも商売には大切だ。何を残して何を守るのか、店主の自我ばかりが優先されてもダメだろうし、お客様のニーズに答えながらも、店の特徴を表現しなければならない。
そのヒントは7年目に隠されているから。(笑)