早朝はかなり寒かったですが、早く植えなくてはいけないと気ばかりせいていた球根を、やっと全て埋める事が出来ました。
ぎりぎり冬支度に間に合ったかな〜?。
庭仕事に手が回らなくって、気がつけば落ち葉もいっぱいで、季節の移り変わりの早さに私だけ取り残されていると思いました。
あ〜〜〜「休んでられないよね〜」
自分に納得させるように、苦笑いしながらつぶやいてみました。
催事催事と続き、昨日のメルセデスベンツのお仕事と、もう〜目の回る様な忙しさが続きました。限りなくドMの私も、さすがのプレッシャーにもう押しつぶされてダウンしています。
本気で「くたびれました〜」
(T_T)。。。。
正直、このお仕事は申し訳ないのですが、私は乗る気ではありませんでした。
そもそもお話は突然舞い込み、お受けするのが適切なのか、例えば何かZopfの為になる(スタッフの力を付ける為にとか〜店の名前を売る為に?wとか〜)必要性をとても感じ得なかったのです。
ベンツはドイツの会社なので、『ドイツパンをイベントで振る舞いたい』との希望から、ドイツパンで著名なパン職人を捜したところZOPF店長に行き着いたと言うのが経緯だったようでが、=これは大変光栄なお話ではありますが、さてその方法やら具体的な形式は全くの白紙であり、どのように「振る舞うのか?」とか、どう「お客様に喜んで頂くのか?」など、『イベントの中のZopfの在り方』は、解らなからなかったのです。模索の日々が続きました。
簡単に「パンを提供すればいい」などと言われても、何百人も押し寄せるお客様に楽しんで頂きながら〜イベントを成功させるというのは、かなり難しいものだと思いました。なんたって〜イベント会社なんて専門職があるぐらいですから〜この世界にも色々なノウハウがあり業があるのでしょう。
そこに即席のスタッフを使い、勝手の解らない簡易なキッチンなどで、一体どこまで質の良いそして出来ればZOPFらしさを出した仕事ができるものか、今回はまさに、その限界への挑戦だったように思います。
良く人は「自分の出来る範囲の事を精一杯やればいいのよ」と言います。しかしそれは、仕事には、通用しないと思うのです。
少なくとも私はそう思っています。
なぜなら仕事には求められた「期待」であり、達成すべき「目標」、悪く言えば「ノルマ」が本来課せられているからです。そして仕事を引き受けるという事は、依頼主の意図/主旨を充分汲み取りそれに十二分に応えられなければいけないでしょう。
そうしなければ、その仕事はが成功したと言えないと思っています。
「出来る限り頑張った」なんて評価は、自己満足に過ぎないだけと思いますしね。
私にはちょっとした転職でもしたかの心境の仕事になりました。
結果から言えば、とりあえず大きな失敗やアクシデントは無く終えられました。
パンを召し上がって頂いた多くのお客様からは、「美味しかった」とのお声も沢山掛けて頂き、「お店はどこ?」とお声も掛けて頂きました。
とても嬉しかったです。
けれども、それが本当に成功であったのか?
他に違う方法は無かったのか?
もっと他の事を私達は出来なかったのか? などなど、その結果は、正直に言わせてもらうなら分からないです。
残念ながら計り知る経験値も無い自分が悔しいほどです。
きっと1ヶ月後とか1年先とかに、「また(イベント)お願いします!」なんて〜お声をかけて頂けた時が来たら、解るのでしょうかね。
だっはははは〜
ちょっと不消化気味の感じもありますが(笑)、ま〜途中でパンが不足するとか〜「美味しくない」と言われる事も無く、スタッフと笑顔で終えられた事は本当に良かったです。
「もう今年の私の仕事は終わったわ〜」などと暴言を吐きながら、ZOPFの中をうらうらと歩きながらあちこちでスタッフに絡んでいると、優しいスタッフはその呑気な姿に「仕事は無事に終わったんだな〜」と悟るのか、昨日の詳しい結果など聞かないで、私のたわいもない会話につき合ってくれています。
「やっぱりここはいいわ〜」
Zopfの中でとぐろを巻いて、しばし休みたいと思いました。