先日、洗濯屋に行き服を数枚出したところ、急に受付のおばさんが笑い出し「この服全く同じのを、さっきも受けたわ〜〜同じ、同じ、ホントに全く同じよ〜」っとしつこく繰り返し、笑われてしまったのだった。
なんともデリカシーのない話しである。
私は顔が赤くなってしまったし、気の利いた返答も出来なかった。。
それにも全く気がつかず、おばさんは笑うのだった。
ヽ(*`Д´)ノ うっさいーーーーー
デリカシーとは持って生まれたものだろうか?
私はその後ずーっと考えた。
確かに、こういうたぐいのデリカシーの持ち合わせていない人には時折出会うものだ。でもはじめっから、持ってなかった訳ではないだろう。。。おばさんも昔は若かったはずだ★
看護婦をしていた頃、入院生活が長いお年寄りが、身なりに気を使わなくなり、ふせりがちになってしまう事が多々あった。発言も無作法になって、処置を受けようともしなくなったり精神的にもどうもすべてが悪い方に進みがちになって行くのだ。そんな時に、看護婦が髪や身なりを奇麗に整え、薄化粧を手伝ったり、がさがさになっていた手にクリームを付けるなんて些細な事を毎日きちんと手伝うだけで、また以前の様に鏡を覗き込み、恥じらいを持ったり、そして楽しそうにする様になったりする事があるのだ。
生きる元気が出たっていうのか、やっぱり刺激って必要だってことなんだと思うのね〜*
デリカシーとはちょっと違うかもしれないけれど、心を奇麗にしておくとか、いつも元気で居る為には、いつも自分を刺激的に生かす事が必要じゃないかと思った。
人への配慮を忘れない人間でいたいと、気をつける事。
優しい人間でいたいと思う事。
それだけで、かなり違って来る様に思う。
私は忘れないでいたいと強く思った日になった。