時には優しく、時には厳しく 日々思ったことを綴っています
by zopf-rie
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2007年
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もう少しで、2007年も終わりですね。
毎年ながら早い1年でした。

やり残した事と言えば、柴田書店から出版予定の「ライ麦の本」が、出版がズレにずれ込み結局来年の1月の末(店頭に並ぶのは2月になるようです)になったこと。
ちらっと構成途中の原稿をお見せしますと、こんな感じ。
初公開〜内緒ね〜(笑)

写真がとてもいい出来で、どれも引き伸したり ポストカードして眺めていたい感じです。
自画自賛? だって本当なんだもん☆
ぜひ観て頂きたいな〜、眺めるだけでいいから?!(大笑) 

店長のパンが本当に美しく写っています。
個性的で、ふたつと同じものを作っていない、その違いが良く表現されていると思います。
ZOPFには400近いアイテムがあるのに、ひとつ一つに、すべて思い入れがあって願いもある。このこだわりを店長は声を高らかに言う事もしないし、逆に「こうして食べて欲しいな〜」なんて事も言わない。
私はそれを歯がゆく感じてしまう。
店長は「好きに食べて欲しいから〜」そう笑うけれど、パンの中には、目立たないものもあるし、特にライ麦パンなんか無骨で、見るからに魅力的というパンでないから、ひっそりとやっている一生懸命も、全く見えないこだわりも、誰も関心が湧かないと思う。寂しくないだろうか?!
「聞いて聞いて」と目立ちたいが為にだけ声を荒げるのでは、みっともないけれど、もしかしたら「そこが聞きたかったんだよ〜」って思って下さる方もいるかもしれない。私は思うのね。

そんな中、出版のお話を頂いた「ライ麦パンの本」。私はチャンス!ってきらりと目をさせちゃいました(笑)。

まだまだ日本ではポピュラーになってないライ麦パン。なかなか好まれないパン達でした。売れるようになるには苦労もあったし、私自身がライ麦パンを好きになるのにも時間がかかった(苦笑)。そんなパン達を、店長は他のパンと分け隔てなく愛して20年が過ぎた。
売れないライ麦パンを楽しそうに焼く店長を、こいつ馬鹿なんじゃないか?って思った事も正直ありました=懺悔、でも!今では、本当にライ麦パンが良く売れる店にZOPFはなったね。
これは、(日本中のパン屋さんがいらっしゃいますが)皆さん驚かれることのようで、異質な事のようです(笑)。
「だって、ごく自然にカレーパンの隣にライ麦パンが並んでいるし、買うお客様もアンパンと一緒にライ麦パンも買っているんですから〜変ですよ〜」なんてね。

「どうしたらライ麦パンが売れるんですか?」
「何がポイントですか?」
「秘訣を教えて下さい」
そんな質問も沢山たくさん頂戴したけれど、店長が振り返る今までの歴史の中に、本当に全てがあるな〜て思って聞きました。
若い者にはそんな話はまどろっこしくって、まるで遠回しな老人の話でも聞くように思えるのかもしれないけれど、まさにその歴史こそが、ライ麦パンのすべてで=売れる全てなんだと、私は実感している。
店長がどれほどパンを愛して、それぞれに個性を持たせて焼いているか、それは全てが「お客様の好み合うパン探し」に根を発します。「もっと香りが良いパンが食べたい」「もっとしっかりした噛み応えのパンが食べたい」そんなお客様の声を一つまた一つと聞き入れていくうちに、色んなパンを作りだしたんですよね。そうやって腕を磨き、お客様との結びつきも深めたと言う事ではないのかな?
「アンパンしか買わなかったおばあちゃんが、試食のカレンツを買い物に来るたびに食べて、すっかりハマってしまいました。」そんなエピソードが、店を作っていくヒントだと思う訳です。
親切丁寧に教えてくれる本ではないですが、実は熱い店長が、珍しく一生懸命語った本が出来ます(笑)。なかなか紙面の関係もあって、語り尽くせない部分も多かったけれど、、、、
なんとかライ麦パンの本も完成するでしょう。
2007年の心残り。
by zopf-rie | 2007-12-31 14:50
八万四千のぶつくさ
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「写真はあるのに、なんで文がないの?」
今朝店長にチェックを入れられた。
私「。。。。忙しかったんだもん。。。。」とふてくされて答える。

これから宿題をしようとしていた小学生が、母親に先に小言を言われブスくれているような様子だった事だろう。たわいもない事で怒る必要もないし、凹む事もないのに、結構急に気分が落ち込んでしまった。その上「やろうと思ってたのに。。」などとまだぶつぶつ言っている自分がそこにいたりして、ちっちぇ〜(小さい)自分に腹もたつ。

人間の腹の中はいつも、混沌としているものかもしれない。喜んでみたり、怒ってみたり、くよくよ悩んでいたり、あっけらかんとしてみたり。同じように私のぶつくさもいっぱいあるのだが、少々人より考えすぎるのかもしれない。時々自分でもさばききれなくなる。
「優先順位を決めて仕事をするように」店長のアドヴァイスがさらにむかつく。。。

いつも余裕で笑っている店長を、今日ほど悔しいと思った事はないかもしれない。今日はクリスマス間近で店は非常に忙しい、スタッフはみんなマラソンランナーのようだ。

その中で、のしのしと歩いている。
っくぅ〜〜〜〜〜〜っ

 PS.題目が後付けでないのに、ぴったりと合うところが素晴らしでしょ〜?!
   でも写真は合ってないですね(>_<)
   写真はクリスマス特別メニューでした。。。
by zopf-rie | 2007-12-15 16:58
愉快*
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恐縮ですが、これ我が家のトイレです(笑)
高く積み上げたトイレットペーパーで、ジェンガーみたいに遊んでる。。。。
それも1個ずつ、順に進んでいる。。
「アホやな〜」と思いつつ、行方を楽しみにしている。

数日後、崩れたんでしょうね。
今度は2色のロールが、互い違いにレンガの塀のように積み上げられていました。
by zopf-rie | 2007-12-01 10:11
華やかな事に目を奪われてはいけない
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パン業界紙の編集者さんに「最近パン業界は元気がなくない?」と聞いたところ、「何言っているの〜そんな事ないわよ=」との返事がかえって来た。
確かにメディアは今もパンブームで、パンの特集を載せると、良く売れるのだと聞く。
でもなぁ、、、実際この業界にいる私は、なんだか温度差を感じている。

このところ有名店でも閉店して行く事が多く、店舗を多数展開していた店でも、新たにお店をオープンしたようでありながら、実は1店舗に絞り込んで、他の店を閉めて再結成させたりしているようだ。
開店時は華やかに宣伝が行なわれるけれど、なかなか閉店を大きな声で言うことはないからね、閉店には気がつかないのだ。

中でも私は「町の小さなパン屋」が、ほんの数年で店を閉めて消えて行く現実に胸が痛む。ZOPFのある松戸市でも、ここ数年新しく開業したパン屋の数より、閉店しているパン屋の数の方が上回っていると聞く。
そんな現実を聞くに連れ、ZOPFの先代(店長の父:パン職人暦60年現役)は、しみじみと「自分の時代は頑張れば喰っていけたのにな〜」と振り返る。「パンの善し悪し関わらず(!?笑)、一生懸命パンを作れば売れた時代だったよ。寝る間も惜しめば惜しんだだけの見返り(儲け)があるし、頑張るのが楽しかったよなあ」と、がむしゃらに働いた若い頃を懐かしむ。そして「厳しい時代になったんだな〜。せめて当らなくてもいいからさっ(とっても儲って有名になるとかと言う意味)、家族で喰っていけたらいいのに、それすら出来ない職業になってしまったら、パン屋はつまらないよなぁ?」、そうパン職人の将来を心配するのだ。
考えさせられる。
いわゆる町のどこにでもあった「パパママパン屋」=パパが職人でママが売り子のパン屋、昔はほとんどがこのスタイルだったようだが、今はあまり見かけなくなった。
それはなぜなんだろう?

私はこう考える。
お客様のニーズが、小さなパン屋ではまかない切れなくなったのではないだろうか?
パン職人1人で作れるパンの量は、残念ながら限界があるからね、朝から晩まで焼き続けても、たいした品数は出来ないのだ。そうなれば、そのくらいのパンの量やパンの種類じゃ、消費者はつまらないのである。
大型店や焼き立てを随時販売する店を知ってしまった今、よっぽど稀少価値の高いパンでもない限り、小さな店は「つまらない店」と評価されてしまうのではないだろうか?
地域に根付いた町のパン屋を目指すとも良く聞くフレーズだけれど、なかなか親しく付き合うと言うのは即席では出来ず、難しい時代になっているのかも知れない。

となると、独立したてのパン職人が(いつか店を大きくするのを夢みながらも)とりあえずは自分の力量にあった小さな店を開業しても、見向きもされない結果を招いてしまうと言うのだろうか?
悲し過ぎる。
かといって、いきなり大きい店を切り盛りするのは本当に難しいし、そんな資金がどこにあると言うのか。。。。
ZOPFも今だからこそ大所帯になったけれど、立ち上げた当初は、正スタッフは製造に1名だけだった。それが8年かかり、今に至った。
徐々にだったからこそ出来た事、それは間違いないと実感する。

ただパン作りが好きで、パンを焼いて暮らしたいと願うだけでは、やっていけないのだろう。商売は難しい。そして生きて行く事も難しい。

ますます学ぶ事は多いし、頑張らねばならない。
息切れし始た自分を叱咤激励しつつ、表向きはシャンと背筋を伸ばして(笑)、「そんな時代の中にいるんだよ」と私はスタッフに厳しく伝えて行かなければならと思う。
by zopf-rie | 2007-12-01 10:02