時には優しく、時には厳しく 日々思ったことを綴っています
by zopf-rie
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ウイリー
今回のイタリア旅行を充実したものにしてくれたのは、このウイリーだと思う。
現地で偶然知り合った、イタリア男だ。
店長と同じ年。背が低くて、ちょこまかちょこまか忙しなく動く様は、ちょい悪男を装っても〜どこか憎めないキャラだった。

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カプリ島に向かうナポリ港は、観光客でごった返していた。
そこで「カプリの船はこっちだぞ!」っとか「チケットはココで買えるよ」とか、細やかな案内をしているジーさんが居て怪しげな存在に見えた。
すると船の中でも このジーさん現れて、なかなか英語を話すイタリア人が居ない中で〜流暢に英語で解説を始めた。良く聞くとどうやらカプリ島でのツアーの勧誘のようだった。しきりに勧誘を繰り返す。ますますうさん臭い。どうせ高額な値段で交渉してくるのだろうと思えたし、いつも気ままな個人旅行を楽しむ私たちとしては、ツアーは興味は無かったのだが、現地は観光客であふれると聞くので、一がバチかの勝負ではないけれど、このジーさんに賭けてみるのも面白いかと店長が言い出した。
ああああ。。いつもの悪のりだ〜
ロクデナシぶりが発揮される。でもまー、これが店長流だし。鼻が利くでも折り紙付きの強運男だから、何か逆に面白い事が始まるかもww、そう思えた。

そこに現れたのが現地のツアーガイドのウイリーだった。

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ビックリするぐらいカプリ島は観光客でいっぱいだった。
カプリはとにかく狭くって、広い場所がほとんどない、崖だらけの島だからね。
だから効率よく、どんどんと誰かが統率してくれなかったら〜流れて行かないって感じなのね。
あちこちでツアーが誕生し、ごった返す客をガイドが引っ張って、バスに詰め込み島の中の名所へ消えて行く。。
素晴らしく整った観光客相手の商売が出来上がっているのだ。ちょっとそれがベルトコンベアーに乗せられてしまったようで〜やっちまったかな?!思えたけれど、そこは陽気なイタリア気質でぐんぐんと場を盛り上げてくれるから〜、たまたま知り合ったツアー客同士は急に仲良くなって、バスの中では歌まで飛び出す遠足気分になって行く〜
お見事!!
まさにそれを誘導しているのが、このウイリーだった。

するとツアーの最中にウイリーが、声をかけて来た。
「明日の予定は?」
ほらほら、次の勧誘が始まった〜
うさん臭いにもほどがあると私は思ったけれど、(もしかしたらイタリア男の血を引く)店長は、同じノリで〜また潔く「OK!」っと言ってしまったのだった。

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カプリのツアーも無事に終了した。
終えてみて、ツアーに参加しなかったら、無事に青の洞窟に辿り着けた分からなったかもしれない。
それほど熟知したガイドぶりだった。

で、翌日もウイリーにガイドされてイタリアを回ることになった。
4人だけの個人ガイドを申し出てくれた訳だけど、自分の愛車だと言うベンツに乗って現れて、無謀な程の観光計画をリクエストしたら、ちゃんと計画を練り上げて来てくれた。
そして「さあマイフレンド、楽しい旅の始まりだー!」と叫んで、2日目がスタートした。

駐車場で警察官に声をかけるウイリー。しきりに「俺はナポリで顔が利くんだぜい〜」っと言ったところを見せつける。
不安神経症の私は、ますますそれが怪しくて不安はぬぐい去れないままだったけれど、超高速でぶっ飛ばすウイリーの運転は確かで、レンタカーを借りて回ろうかと考えていた自分たちが無茶だったと気付かされる。それほどの勢でで、イタリアを駆け回ってくれた。
ナポリの象徴の1つでもある、大きな火山ヴェスヴィオ山を眺め、世界遺産のポンペイを巡り、絶景のアマルフィまで、通常は1日なんかじゃ〜回りきれない距離。笑

そして長い時間一緒に居ると、ちょい悪オヤジ風だけど〜几帳面なのも解ってくる。細やかに気を使ってくれるのも解る。
私は言葉はほとんど解らなかったけれど、何か伝わってくるものがあるから面白い。
帰りには、何故か意気投合した店長を家族にあわせたいと言い出し、家まで招いてくれた。
特に妹と82歳になる母親に会ってくれて言うのだ。
そして道端で知りあいに会う度に車を止めて「今日は日本人のガイドをやっているんだぜ〜」っと自慢して走る。

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家に着けば、トイレの果てまで家中を見せてくれて〜自慢のコレクション部屋で写真を撮れと迫る(笑)。どうやら世界中を旅しているらしく、各地で集めたお土産がところ狭しと綺麗にならべられていた。
どこにもチリひとつない綺麗さだった。
お茶をごちそうになって、定刻を1時間過ぎて1日ツアーは終了になった。
別れ際、「滞在中に何かあればすぐに電話しろ、俺はカプリから駆けつけるから!」っと言ってくれた。
本当に良い出会いになった。

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私たちにはイタリア人の知り合いが居ないし、言葉も片言だから、どこまで解り合えたのかは解らないけれど、彼は精一杯の敬意を払って私たちを歓迎してくれたのは間違いが無いだろう。
でも、それにしても面白い。
面白すぎる!店長は腹を抱え笑いが止まらなかった。

だから最後に(それまでずーっと黙っていたけれど=私は外国では非常に無口なんです)1日の感想を得意の妄想話で述べてみた。
『ウイリーはきっとフーテンの寅さんだよ。仕事っぷりを家族に自慢したんじゃないだろうか?』って。
48歳にもなってまだ独り身だと言うし。仕事も実はジーさんに使われている身のようだったし。とにかく仕事をしている自分が得意げで。妹のサクラとおばちゃんに自慢がしたいところなんか、まさにぴったりだからね!!(爆)

イタリアの寅さん。
忘れられない出会いになった。
by zopf-rie | 2012-09-26 05:16
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