今日の試作は、生クリームがたっぷり配合されたスコーンです。
かなり甘めw
後引きで「私を止めて〜〜〜」っていうぐらい、やめられない美味しさなの!!
でも、このスコーン、焼きたては生焼けのように中がネチネチでね。驚く。
ところが翌日になると、内層はサクッと変わって焼けているの。
それは残念なぐらいの豹変ぶり。もちろん甘みもダウンしちゃう。
あー
焼き直せば、香りは蘇り美味しいですけどねー
しかし
昨日の焦げたチーズケーキと言い、この生焼けスコーンを無造作に店頭に並べたら、十中八九 クレームになっちゃうんだろうな。
そうね、それは今ではすっかり定着したタヌキ色のZopfのカレーパンが、何度となく「揚げすぎ」「焦げてる」と言われたように。市民権を得るまでには、時間がかかるものなんでしょうね。
そこには決してメゲない、強靭なハートを持つZ店長のように揺るぎない信念を持って
「こっちの方が美味しいヨ」と言い続けないとダメなんだとわかるしね。
それにしても、パン屋をやっていると〜商品化できない美味しい物が実はあふれている。
「焼きたて」もその1つで、私は「それは異文化」と表現している。
だってさ、たまに通ぶった人が「パンは焼きたてを食べるもんんじゃない。中に溜まってるガスが抜けないと臭みが残って美味しくないものだからだ」とか言い出したりもするからなの。
特に日本人は「正式な食べ方」にこだわってしまいがちだからね。
でもさ、その臭みこそが美味しいって話だってあるのにって思う訳。
ネチネチのスコーン
あ〜〜〜ぜひ味わってもらいたい〜〜〜〜〜〜