時には優しく、時には厳しく 日々思ったことを綴っています
by zopf-rie
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愉快*
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恐縮ですが、これ我が家のトイレです(笑)
高く積み上げたトイレットペーパーで、ジェンガーみたいに遊んでる。。。。
それも1個ずつ、順に進んでいる。。
「アホやな〜」と思いつつ、行方を楽しみにしている。

数日後、崩れたんでしょうね。
今度は2色のロールが、互い違いにレンガの塀のように積み上げられていました。
# by zopf-rie | 2007-12-01 10:11
華やかな事に目を奪われてはいけない
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パン業界紙の編集者さんに「最近パン業界は元気がなくない?」と聞いたところ、「何言っているの〜そんな事ないわよ=」との返事がかえって来た。
確かにメディアは今もパンブームで、パンの特集を載せると、良く売れるのだと聞く。
でもなぁ、、、実際この業界にいる私は、なんだか温度差を感じている。

このところ有名店でも閉店して行く事が多く、店舗を多数展開していた店でも、新たにお店をオープンしたようでありながら、実は1店舗に絞り込んで、他の店を閉めて再結成させたりしているようだ。
開店時は華やかに宣伝が行なわれるけれど、なかなか閉店を大きな声で言うことはないからね、閉店には気がつかないのだ。

中でも私は「町の小さなパン屋」が、ほんの数年で店を閉めて消えて行く現実に胸が痛む。ZOPFのある松戸市でも、ここ数年新しく開業したパン屋の数より、閉店しているパン屋の数の方が上回っていると聞く。
そんな現実を聞くに連れ、ZOPFの先代(店長の父:パン職人暦60年現役)は、しみじみと「自分の時代は頑張れば喰っていけたのにな〜」と振り返る。「パンの善し悪し関わらず(!?笑)、一生懸命パンを作れば売れた時代だったよ。寝る間も惜しめば惜しんだだけの見返り(儲け)があるし、頑張るのが楽しかったよなあ」と、がむしゃらに働いた若い頃を懐かしむ。そして「厳しい時代になったんだな〜。せめて当らなくてもいいからさっ(とっても儲って有名になるとかと言う意味)、家族で喰っていけたらいいのに、それすら出来ない職業になってしまったら、パン屋はつまらないよなぁ?」、そうパン職人の将来を心配するのだ。
考えさせられる。
いわゆる町のどこにでもあった「パパママパン屋」=パパが職人でママが売り子のパン屋、昔はほとんどがこのスタイルだったようだが、今はあまり見かけなくなった。
それはなぜなんだろう?

私はこう考える。
お客様のニーズが、小さなパン屋ではまかない切れなくなったのではないだろうか?
パン職人1人で作れるパンの量は、残念ながら限界があるからね、朝から晩まで焼き続けても、たいした品数は出来ないのだ。そうなれば、そのくらいのパンの量やパンの種類じゃ、消費者はつまらないのである。
大型店や焼き立てを随時販売する店を知ってしまった今、よっぽど稀少価値の高いパンでもない限り、小さな店は「つまらない店」と評価されてしまうのではないだろうか?
地域に根付いた町のパン屋を目指すとも良く聞くフレーズだけれど、なかなか親しく付き合うと言うのは即席では出来ず、難しい時代になっているのかも知れない。

となると、独立したてのパン職人が(いつか店を大きくするのを夢みながらも)とりあえずは自分の力量にあった小さな店を開業しても、見向きもされない結果を招いてしまうと言うのだろうか?
悲し過ぎる。
かといって、いきなり大きい店を切り盛りするのは本当に難しいし、そんな資金がどこにあると言うのか。。。。
ZOPFも今だからこそ大所帯になったけれど、立ち上げた当初は、正スタッフは製造に1名だけだった。それが8年かかり、今に至った。
徐々にだったからこそ出来た事、それは間違いないと実感する。

ただパン作りが好きで、パンを焼いて暮らしたいと願うだけでは、やっていけないのだろう。商売は難しい。そして生きて行く事も難しい。

ますます学ぶ事は多いし、頑張らねばならない。
息切れし始た自分を叱咤激励しつつ、表向きはシャンと背筋を伸ばして(笑)、「そんな時代の中にいるんだよ」と私はスタッフに厳しく伝えて行かなければならと思う。
# by zopf-rie | 2007-12-01 10:02
パンコーディネーター
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「りえさんみたいな仕事がしたいんです」
この頃よく、こう声をかけられます。
そして「どうしたら成れますか?」と聞かれる事も、しばしばになりました。

先日は、あるお嬢さんが突然、私の仕事は今流行りの「パンコーディネーター」だと言い、私の元で修行させて欲しいと懇願してきました。
驚きました。
丁度 All aboutのパンサイトで、今年の秋からパンコーディネーター認定試験が始まったとの記事を読んだばかりでしたので、この真新しい名前を知らなかった訳では無かったのですが、改めてそう聞かされて内容を見れば、これは日々私が3つのZOPFで展開している事と同じだなぁと実感したのでした。
やっと私の役割に、日の目が当る時が来たのか?!そんな事を思った瞬間でもありました(笑)。

そのお嬢さんによると、その講座は大変な人気で、高額にも関わらず、何ともすごい競争率だったとか。これは世の中のパンへの価値観が、かなり大きく変わった事を意味していると私は思いました。パンコーディネーターの資格は、特定な仕事が出来る資格の獲得と言うものでないにも関わらず、人生を豊かにする生涯学習=教養のひとつとしての存在としてこれだけ注目されたのなら、これは本当に私はすごい事だと思います。だってパン屋の嫁や業界人ならまだしも、ごく一般の皆さんがパンの世界の奥深さに気がつき、パンに強い興味を持っている証拠だからです。
もしかしたら将来的に「パン屋には、必ず1名在中させること」なんて時代が来る役職に成るかもしれませんね。まあ正直私の場合は、あくまでもZOPFの黒子として存在するのが、板につき過ぎてしまい、隠れつつ自由にZOPF中を動き回るのが好きだから、肩書きが無い存在は気楽でいいと思ってしまいますが(笑)。

確かに、私の毎日は楽しいです!(笑)
やりがいとか、そう言ったものがあるんですよね。
苦しい事や辛い事もありますが、総合的に見たら楽しい事が多いのです。もともとポジティブな性分ですし、労働が厳しくて苦労も多いながら、それがやりがいとか充実感とか達成感を生み、楽しさへ変えてくれている妙な世界でもあります。
究極のMかもしれません(爆)。
今では色んな夢を見て、ZOPFをあーしたい、ZOPFのここをこーしたいと、年中考えては、そして即行動=色々な事をします。そう今日ならクリスマス飾りを店先に施しました=こんな感じで、ある意味ここまでくれば自由を手に入れ、毎日がマイペースで楽しくて仕方ない状況かもしれません。
個人としても、今までの人生の試練や経験が、何ひとつ無駄にならず、仕事に生かされる事は有意義きわまりないでしょう。
女性としても家庭と両立できる仕事が持てる事は、なんて理想の職業でしょうか。
そして何にもまして、こんな私でも成れたのですから、可能性は誰にでもある訳で、なんと魅力的なのかと思います。
ちなみに私はパンが作れない、食べ専です〜(笑)。

「パンコーディネーター」にとても賛成だし、大いに学びその力を生かして、できればどんどんとこのパン業界で活躍して欲しいと思います。本当は今こそ、パン屋に強く求められていると思っています。

そしてもし私をその先駆者と認めてもらえるのなら、ぜひ学びを実戦で生かして欲しいと切に願います。生き生きと生かせてこそ、自分もまた生き生きと楽しいからです。
その為には、ぜひパン屋で働く事をおすすめします。
働きましょうましょう〜皆さん!!
あははは 就職斡旋みたいになっちゃうけど=(笑)
だってパン屋にどっぷり浸からなきゃ分からないですもの。
私は伝えたい事が山ほどあって、簡単には語れないから。。。
ぜひ、ZOPFで会いましょう、手取り足取り伝授します。

追伸:来春フロアで働くスタッフを密かに募集しています。
   私まで連絡待ってます。
   >私本気よ(笑)
# by zopf-rie | 2007-11-24 16:19
童心に返って
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家のあちこちに、クリスマスの飾りをしていると、「何馬鹿やってんの〜?」と長男がつれない声をかけて来ました。
(ふん、昔は大好きだったクセに)カッコつけたい年頃のつれない長男を横目に無視して、まだかろうじて分かってくれそうな次男の部屋に侵入、いっぱい飾ってしまいました。それを見てさらに長男「絶対俺の部屋には入るなよな」と捨て台詞。
もち、おもいっきり、あっかんべーしてやりました。
帰宅した次男は、「可愛い!」と絶賛。
にひひひ〜ちょっと満足げな私、v(^o^)v です。

ところが朝になり、ドアのスノーマンを見たら、昨日とは配置がちょっと微妙に変わっているのです。。。
????れれれ??? どうしたんだ??(ひとりでに動く訳ないし((((
そうなんです、どうやら冷たい事言っていた長男くん、夜になって(私が寝静まった頃)スノーマンを動かしていたようなんです。
ぎゃはははは=大笑=!!!

まだまだ捨てたもんじゃ無いなっ そんな事を思い笑う母でした。。
# by zopf-rie | 2007-11-17 17:39
丁寧に暮らす
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ウイーンでは先生が直々にお食事を作って下さった。
良く見るとテーブルクロスも、お皿とカップも昨日のものとは違うのね。
オレンジジュースのコップも大きくて、ふと「割ったらどうしよう〜片付ける時大変だな〜」などと所帯染みた事を思っている自分に気がついた。ついつい洗浄機に入れやすい食器や割れても悔いの無いコップを選んでしまうから(笑)。
先生はどんな方かと聞かれたら、失礼だが「いけてるおばさま」と答えてしまうだろう。講演会ではパソコンを操作しながら、研究の発表をする姿は、近代的なマンションに暮す、悠々自適なご夫人を想像するから。
ところが、ウイーンでの生活は全てがアンティークな洋館に住み、ドアノブも窓枠も100年以上昔の物を本当に使うスローライフな生活なんだ。鍵にはクセがあるし、ドアもきっちり閉まらない。窓なんか何度も操作をしないと開けられないの(2重扉には1枚ずつにそれぞれ鍵が付いていて、開けておく時は急な風で閉まってしまい100年もののガラスが割れてしまったりしないように固定ピンでとめるの)。たった窓を開けるという動作が、大変な作業だった。
だけど「急の嵐の時など、窓閉めが間に合わないのよ〜」そんな風に先生は笑っている。こんな生活を現代人は不便な生活とも言うのだろうが、先生は実に楽しそうに暮している。そのときこんな話もされていた。
「仕事が詰まって詰まって忙しく、家事や他の事をする暇が無くなってしまい、食事すら面倒で手っ取り早いものを口に放り込むような生活をしてしまった時があったの。一生懸命に仕事に打ち込んでいたのに、なんだかそのうちにイライラがたまって、仕事すら進まないようになってしまった。その時に「これじゃいけない」ってハッとしたのよね。それからTPOの合わせた食卓を演出したり、お洒落をして出掛けたり、生活にぐっと気を使うようになったのね。ま〜もともと好きだったけれど、そう言う生活が返ってゆとりを生んでくれるのが分かったのよね。。」と。
生きて行くという事は、毎日を暮して行く事。そんな風に聞こえた。
丁寧に暮す事から見えて来るものを知っている方なんだなぁと、私はうらやましく見つめてしまった。

私はまだまだゆっくり暮す生活にはほど遠い。いや先生がおっしゃっているのは、そんな現代人こそ丁寧に暮すべきじゃないの?と言う、ゆとりのすすめなんだと思うが、それにしても私にはまだまだ修行が足りない(笑)。日々の自分を省みていた。。。
そして私もいつか、私らしい暮らしを丁寧にしたいと思ってウイーンから戻った。
# by zopf-rie | 2007-09-22 21:16
アプフェルシュトゥルーデル
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薄く伸ばした生地に林檎を折り込んで焼いたウイーンの伝統的な焼き菓子。
林檎の産地ならではの、素朴でいて奥のあるお菓子でした。ふんだんに林檎を使い、とくに収穫時期にはカフェでもパン屋でもスーパーでも見かけるありふれた菓子のようでありながら、店のそこそこの特徴を持ち自前の味を競ってもいるような菓子なのでした。
今回この作り方を、なんとシェーンブルン宮殿内のカフェで見せてくれるというので、勇んで参加しました。職人魂がうずきます(笑)。
さてその実態は~

薄いパイ皮の様なのは、古ーいレシピ本を紐解いて覗いてみれば、どちらかと言えば、パイでもパンでもなく麺生地のよう〜(笑)。それを紙のように薄く引き伸ばし皮を作るのです。そこに素晴らしい技あり☆!
こぶしほどだった小麦粉で作られた生地は、初め麺棒で平らに引き伸ばされるも、見事職人の腕の上で広げられ‥あれよあれよと1メートル四方にまで引き伸ばされていくんです。超~びっくりΣ( ̄□ ̄)!
まさか中国の麺作りみたいな、達人級の技を見るとは思わなかったから(笑)。優雅に作業が流れるとばかり、、、思い込んでいたしね。だはは。
もちろん現在では、工業的に作られた皮が市販され、容易にこの菓子を大量に作れるようですが、この皮が作れる職人はさぞ鼻が高かったことだろう。いや今も高いだろう(笑)。

華やかな宮殿で、華々しく作られた事もあったかもしれない…そんな妄想をしながら頬張ったら、いつもより半分しか口に入らなかった(笑)。オホホホホ~
# by zopf-rie | 2007-09-16 15:25
初オペラ
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人生初のオペラ鑑賞を、恐れ多くも本家本元のウイーンで致しました~(爆)!
私は肩と背中がグッと開いたロングの黒のイブニングドレスを、店長は渋い濃深緑色の背広を調達して臨みました。
いやぁ~本当に緊張するわ、ドキドキするわ、なんと素晴らしい経験だったでしょう。
これは「せっかくヨーロッパに来たのだから」と舟田先生がすすめて下さった、なんとも粋な計らいだけれども、まさに先生でなければ考えつかなかったと思われた。
いろいろと格式だとか作法だとかマナーがあって難しい。ましてやオペラが いかに愛されてきたか、そんな話しを聞いていなければ、自らここに立つ気持ちにはならなかっただろうから。
ありったけの宝石を身につけて、緩んであぶれた背中の肉に力を入れて(笑)気取って歩く。
「もっと化粧すればいいのに」そんな事言われたこともないから思わず吹き出してしまった。人が輝きたくなる不思議な場所なんだ。

で☆オペラの感想は?
だははは~残念ながら私にはわからなかったなぁ。その面白さってものまでね。
私にはまだまだ、現実の世界が魅力的だからなのかなぁ?
スリリングで過激好きのな私には、台本通りの世界は退屈なんだと思ったりしながら、なんでも吸収し溶け込んでいる店長を恨めしく見た。
# by zopf-rie | 2007-09-16 09:18
こんな世界
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本当にあったんだから、すごいよね(笑)。
今もあるわけだけど…。

そうそう、すごい話を聞いちゃった!
この宮殿には、一般市民が住んでいるんですって。戦争で家を無くした時に、住まわせたのをきっかけに、それからひっそりと住んでるらしい。
自分の家が宮殿ってどう?
歴史をひもときたくなるのは、必須だろうな。。。
だって、どうしてこんな風に造ったのか?とか、誰がどうやって暮らしていたのか?とか、やっぱり知りたくなっちゃうもの。
# by zopf-rie | 2007-09-14 22:28
招かれて
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こんな扉を前にしたら、ドキドキしちゃわない?
この先はどんな世界なんだろう…って☆

ウイーンは音楽の都であり、街並みが美しい国でした。一番の代表はシェーンブルン宮殿(くしくも店長が修行をしたパン屋の名前と同じ。全く関係ないんだけどね(笑)

歴史を感じながらヨーロッパを味わいました。
# by zopf-rie | 2007-09-14 22:22
旅でしか味わえない事を知る
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「ドイツ人は頑固で真面目」などと一口にまとめられても、日本人の店長が南国気質なように、性格を統一化は出来ないだろう。とはいえ、ウェルカーの社長はじめ、行く先々でドイツの方々はとても親切にして下さった。
「どこに行きたい?」と聞かれ、思わずこぼした「アンティーク」と言う言葉を、真剣に考えてくれて…(本当にに家族会議が始まってしまうの)、そして全てがアンティークのような昔ながらの暮らしの町まで車を走らせてくださったり。数々の温かいもてなしを受けた。そして彼らは「そんなこと当たり前さ 」と口を揃えて言う。なんと清々しいのだろう。
ドイツを離れる日、日本では「別れ」と言うものを日常に無くしてきてる自分に気がついた。
ドイツからオーストリアへ向かう汽車に乗り込む私たちを、ただ駅まで送りにも来て下さる…
もう二度と訪れることはないのかも?…そう振り返った時、社長の手も大きくて暖かで力強かった。
# by zopf-rie | 2007-09-13 17:33
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ドイツのパン屋を巡る。
ところ変われば、パンが変わるだけじやなくパンのもつ価値観も変わり 、生活の一部として=いきる糧として存在し続けてきたパンは、日本とまったく違う存在を知らしめていた


それでもパン生地を前にした職人の気持ちには、言葉の壁はないようだ(笑)。
いつしか話は弾んでいた。
# by zopf-rie | 2007-09-09 19:58
夏休み
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フライトは12時間。途中オランダを経由したりで、結局移動にかかった時間は18時間。地球半周はやはり容易ではない…さすがにお尻が痛くなった(笑)。
ドイツ語の名前を掲げながら、初めてのドイツ入り、まさにはくをつける旅がスタートした(笑)。すべてが興味深く、日本を元気満々に飛び出した二人だった。

今回ドイツ旅行が叶ったのは、今年2月幕張で行われた産業ショーMOBACで、ドイツオーブンの会社ウエルカーに協力したのがきっかけ。すっかり社長に気に入られた店長は、「ぜひドイツへ」と誘われたのが発端だ。もちろん社交辞令は承知だからね(笑)~もうひとつ決定打をくれたのは、何度かHPで紹介したことのある舟田詠子先生のアトリエからの誘いだった。
先生はパンを通してヨーロッパ文学を研究している著名人だが、年に数回行われる講演会を通し、沢山のパンの不思議をごく一般の方々にわかりやすく解き明かして下さっている。パン好きの隠れサイトではないけれど、知る人ぞ知るパンマニアの学識向上に貢献されている(笑)。時には600年前のパンを焼く協力をさせてもらったりお付き合いをさせて頂いてきたが、とてもフレンドリーで冒険家で何事にも積極的な彼女そのものに、私達はすっかり魅了されてしまっていて、一年の半分を暮らすと言うウイーンのアトリエにできたゲストルームからの誘いに、今回ノコノコと名乗りを上げてしまったと言うのが今回の決定打だった訳だった(笑)。
ともあれパンの勉強の為と☆念願のヨーロッパ入りを果たした私は大喜び~!。大好きなヨーロッパに「前世を探す旅」と勝手に目的を差し替えてみたりしつつ♪(笑)、ドイツウイーンオーブン社視察とウイーン旅行をまんまと企てるのに成功したのだった。

まーそんな暴走もいつもの事と付き合ってくれる店長、彼もまた研究心旺盛たから、ドイツを満喫する野心に燃えている様子(笑)。連日ビールを飲み捲り~ドイツを食べ尽くす勢いだ。あはは~。
私は大きく開け空に流れる雲や崩れかけた古城のレンガ、家々の窓に飾らた草花ひとつひとつに歓喜の声をあげては、いつものようにぶつくさ思いに浸っている。
あまりブツブツ小言ばかり言っている私だから、少しは見聞が変わるかもしれないが、いい気分転換は間違いなく、どちらかといえば、また小言に磨きをかけかねない(笑)。
しばし休息のふたり。
# by zopf-rie | 2007-09-07 05:53
テスト
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携帯電話からも投稿できるようにしてみました。本当にできるかしら?
# by zopf-rie | 2007-09-02 14:25
パン屋に成れる性分
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「私はパン屋に成れるでしょうか?」
そんな質問を受ける。
いったい私たちに、どこまでそれに答える資格があり、義務があり、義理があり、役目があるのだろうか。私は実はひっそりとそんな事を思ってしまう。
でもそんな時、ZOPF店長は良くこんな風に聞き返す。
「忙しくなって来た時、例えば急に店にドヤドヤッとお客さんがいっぱい来た時、どうなるタイプ?。やべ〜〜この忙しい時に〜参っちゃうな〜とか思ってげーーーってなっちゃう?。よっしゃ〜〜来た来た頑張るぜ〜〜とか嬉しくなっちゃう?(笑)色々思う所あるでしょ?内心どういうタイプだと自分を思う訳?」
大概の人が見繕って「もちろん、頑張らなきゃいけない場面でしょう」なんて答えてみせる。
ふふふ、そんな優等生な答えはいらないさ〜。ふたりそっと顔を見合わせて笑ってしまう。商売って理性じゃないんだよね。そもそも「しなきゃいけない」なんて言葉を使ってるところから大きく間違っていると私たちは思ってしまう(笑)
正解は?
そうだね、、簡単に表現するなら「嬉しくなっちゃうタイプ」すなわち盛り上がれるタイプかな?(意味分かるかな〜)))
まー何事にもポジティヴなタイプと言いますかね。でもね、「そうしなきゃいけないとか」「頑張ってそうする」とか頭で考えて納得するのではダメなのよ。無理して頑張っちゃうタイプも実は不向き。これは理性でないと思うの。
感情! カッコつければ感性だなっ。
忙しさに合わせてどんどんどんどん自分がハイになって行くっていうか〜、元気になっちゃう様な〜。私は一種「ランニングハイ」に近い現象じゃないかと、分析しているが(笑)。自然に笑っているタイプね。
「この仕事が心底好きかどうか」とか「どれくらい本気か」とか、『これ』を表現しようとすると、こんな言葉になって分かりにくくなっちゃうから、「嬉しくなっちゃうタイプ」=やっぱり「楽しいタイプ」じゃないかな?
これでいいと思う。
とにかく日々、すべてが楽しいだと思う。

だからね=「なぜパン屋になろうかと思ったかと言いますと、サラリーマンが嫌い嫌で=」とか、前の仕事や今までの環境に否定的な人や、始終愚痴をこぼすタイプの人は、向かないと思うし成れないと思う。たぶんこれからも何か上手く行かないとすぐに否定的になるし、ネガティヴでダメになってしまう可能性が強いから。だってね〜パン屋なんて大変な事が多いんだから〜〜〜ホントだよ!嘘つきません!!
早起きも辛いし(私はこれが1番)、仕事はきついし(店長がいじめる)、上手く行かない事ばっかりだし(順風満帆で来る訳ない)。
店を出したから/持ったからってそうそう儲からないし、上手く行く事なんてパン屋は本当に少ないんだよ。知らないのかな。。。
「ZOPFは有名ですごい店です!」なんて評価して、まるで私たちを成功者のように尊敬してくれるけれど、そんな偉いもんじゃないないって=つくづく思っているんですよね、これ本当に。
自分の事だから良く分かるって事で〜、私は馬鹿者だと思ってます(大笑)。
雑草を食べて暮していた時もあったし 笑)。小さな息子を保育園に預けて、看護婦してた時もあった。苦労して苦労して〜今がある訳で、本当にそんな辛い毎日を、あなたは腐らないでやって行けるか?ってこっちが聞きたい。
「どうなのさ?」ってね。
今、ふたりで振り返ってみて、そんな辛かった事もしんどかった事も、なんだか楽しかったのよ。いや=楽しいと言うか、別に<なんてことなかった>のね。いつでもゲタゲタ笑ってやってきた。確かにその時は苦労したけど、苦じゃなかったのかな、今はそうは感じないんだよね。アホなのかも(笑)。
そこにはいつも家族がいて、笑い飛ばしてくれたからなのかな。(←カッコ付け過ぎ)))

とにかく、夢がつかめるかどうかを、人に聞くのは変だよ。
保証された道しか進まないなんて、卑怯だし、気持ちがこもってないよ。パン屋なんて、一心不乱にやってみなきゃ出来ないよ。私達はそうだった。
そしてそれを目指すなら、がむしゃらにやってみようぜ。
アホになって。

今日もZOPF店長は暇を見つけては、拾って来たバイクを直したり、息子にバイクの乗り方を教えたりしている。。。何気ない日常の中で、楽しさを育む。
私は偉い人だな〜とつくづく思う。
そんな事が、今頃分かる馬鹿だから良かったんだと、私は自分を振り返る。。。
# by zopf-rie | 2007-08-25 15:32
本当に笑われるのは、あざけ笑う者
春に入社したスタッフの息切れが聞こえ出す7月、そろそろ顔色が変わる頃。
緊張も溶け素顔を現す者もいれば、一向に思うようにならない毎日に焦りを浮かべる者もいる。「人生とは思い通りにいかないもの」、またそんな説教を言いたくなる(笑)。
美味しそうに焼けた肉は、こっちを見て笑っている。
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このところカフェのスタッフにしつこく質問をしている事がある。
「今日のおすすめについて教えて?」
「今日のスイーツは何?」
たったこれだけの事。なのに返答が流弁に返って来ない。
「えっと〜○○です(料理の名前を言うだけ)」「オリーブオイルで焼いたものです(作り方を説明するだけ)」
「はっ!?」私は呆れる。
いつも毒舌の私だから、口籠ってしまうのもしれないけれど、思わず私が「よし食べたい!」っと切り返したくなるほどの受け答えを、心底してもらいたいものだと思うのだ。
昨日は、いささか切れて=こんな話しで説教をしてしまった。
「もっと楽しませる話術や元気を出しなさいよ」そんな小言が続いた。

家に戻り夜になり、その時のスタッフの様子が釈然としないので、思い出して居た。。「なぜ私の小言を面白く無さそうに聞くのだろう?」と、そして自分の失敗を笑っているのだろうと。
 (説教なんぞ面白い訳ないけれど〜あなたの失敗は大きな問題なんだよ〜)
でもこんな時の説教こそ、これぞ「売れる店/繁盛する店の秘けつ話」だよ?!(笑)。真意とは伝わらないものである。
その時、ふと私は悟った。
(ぎゃははは〜〜ホントにホントに、急に視界が開けた!まさに悟りが開けたの!)
接客ってやっぱり心なんだな〜って。
心のない奴には無理なんだってね。
「この料理何?」と聞かれても、レシピしか答えない奴には、その真意が伝わっていないんじゃ無く、そもそも伝わる心を持ち合わせて無いんだよね。
残念だけど、相手を思いやる心が無いのさ。
私の小言がうるさいと感じるのであれば、もうそれも終わりだし〜。チャンスを生かすきっかけすら、その笑いの下に流してしまうんだ。
悲しい結末だったけれどね。

「自分はパンを習いに来たのに、何でお客様のご機嫌を取らなければいけないんだ?」そんな不満が見える。よく「パン職人になりたいので、販売はしたくありません」と言う子がいるけれど、パン屋なんてそんなもんじゃ無い。「自分は接客は苦手なんで」なんて決めつけは、逃げているだけで、簡単に言えば「やる気ありません」ってだけだと思う。
この「やる気」って〜のは、非常に重要だよね!
口に出して「やる気あります!」って言うのは簡単で、言えばやる気があるみたいに感じる。自分もその気になる。でもそれって感じるだけ。
「やる気」って思う事じゃないし、言って回る事でもない、行動だから!

説教をうるさいと思う人間は伸びない。
素直な者ほど成長する。
それは、沢山のスタッフを見て来た私にはハッキリ言える事。
「ホントの自分はいつもこうじゃない」「いつもは上手にやっています」「今度は出来ます」「ハイハイ解りました」「今日はたまたまだったんです」etc.
そんな言い訳をしているようじゃ〜先は無い。

そしてもうひとついい事を教えよう〜(笑
美味しいパンを作るには、パンの心をつかめないといけないのさっ。
人の心もつかめない者に、モノを言わないパンの心がつかめるだろうか?
接客が上手い者は、美味しいパンを焼くよ〜。これホント。
思いやる気持。深く考える心。自分を振り返る謙虚な気持。。。あなたに欠けているのはどれだろうね?

ため息が聞こえる7月。本当にため息をついているのは、私の方さっ。

がむしゃらに頑張ってみろよ=へとへとになるほどやってみなって〜?

とことん付き合うから。
# by zopf-rie | 2007-07-08 11:21
夏のシュトーレン?
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このパンは、ZOPF店長のまだ未発表の新作。
良質のクリームチーズを贅沢にたっぷり練り込み、チーズの良さを全体に引き出したもの。シュトレンに似たパンで、試作を食べた女の子が「夏のシュトレン」と思わず口にした。いつものシュトレンが伝統的な味を守っているのに比べたら、かなり店長の技や主張が込められている。確かに贅沢感はシュトレンそのものだ。

シュトレンとは、ここ数年でかなり知れて来た、クリスマス菓子である。
宗教的思惑の強い菓子でもあるが、日本ではクリスマスケーキと同じ扱いだ。
なぜ、クリスマスにもみの木を飾り、ケーキを食べ、プレゼントをもらうのか、その本当の意味はすでにどうでもよいと言う訳なんだろう〜
私もこの場で、年寄り臭くそれをどうのこうのと説教するつもりも無いけれど、「シュトレン」はやっぱりあの時期に食べてこそだろう?っと思うから、なぜ今時分にこんなまがい物を誕生させたんだ?と内心半信半疑で試作を口にした。
。。。。。。
悔しいけれど美味しかった。
あはははは〜 
理性や理屈では、押さえ切れない正直な感想だった。
これにはこれの魅力がいっぱいで、十分楽しませてくれる素質を兼ね備えていると実感した。公式発表が待ち遠しくなった(笑)
でも本当に名前は「夏のシュトレン」なの???
やっぱり年寄り臭いぶつくさの私は、このパンを見て思ってしまったのだ。

世の中が「なんでもいい!」とルーズになって行ったらどうなるんだろう?
給食費や保育料を払わない親が居たりしたけれど、障害者や弱者に優しい社会のように色んな問題や事柄を柔軟に受け止めるようになったのは、素晴らしい進歩だったけれど、そこに秩序や分別があってこそで、ただ無差別に無作為に「なんでもあり」と言うのは、全く意味が違ってしまうと思うんだ。
(パンからなんと難しい話しに発展していますが〜だはは)

最近、色んなパン屋が現れて、色んなパンを見る事がある〜。
「クロワッサン」と名前の付いているけれど〜形は確かに三角形のパン生地をクルクルと巻いたものだけど〜重たい分厚いクッキー生地のパンだったり。
「バゲット」と言いながら、開けてみると目がぎっしり詰まったパンだったり。
批判している訳じゃ無いけれど=でもね*それは「クロワッサン」じゃないし「バゲット」でもないですよ!
自信を持って自分なりの名前を付けてあげればいいのにって思うけれど、その違いをどこまで認識して理解しているか心配になるんだ。
う〜ん解るかな。。??
違うパンを作っている自分をどこまで理解している?って事なんだ。本筋を実は見失っていない?ちょっとカッコのイイ(外見の整った)パンが作れる、作れたって事で、なんだか一人前のパン屋になっちゃった気がして、過信してないだろうか?って事なんだ。
例えばリーンなパンほど難しくって、納得のいく「美味しいパン」が出来上がるには、それこそ長い長い月日がかかる。やってもやっても上手くいかなかったり。。そんなジレンマの鉾先を、形の斬新さや組み合わせの目新しさに頼って、自分は一人前のパン職人になっちゃった気になっちゃった気になる〜うみたいな。
老婆心な私の心配なんですがね、最近そんな気持を募らせている。
これまた大きなお世話だけどね〜〜(大笑)
一時前「天然酵母のパン」とか「こだわりパン」とか、「粉が違う」「酵母が違う」「うちはこんなにこだわっている」って話しばかりが横行した時代があった。
最近は独自な路線で個性を表現しているお店に注目が集まっていると言うけれど、本当に独自の路線を表現し切れているだろうか?それほど我の強い店主がいるのか?ってつまらなくもあるんだ。
シュトレンを1年中販売してみたり、夏のシュトレンなんて名前を付けたら、「シュトレン」って名前にあやかりたいだけじゃない?ってずるさを感じちゃう訳なんだよ。私はね。。(ごめんなさい。)
何もそこまで潔癖に考える事ないのかも知れないけれど、でも考えない事が最近多すぎるからさ〜厳しく考えてみたいのかもしれないけれど。。

お客様の希望に合うパンを焼く事は、確かに求められている事だろうけれど、顔色を伺うパンや受けを狙うパンを追うのは違うと思う。こだわりを語り、斬新さを売る、独自の路線を訴えながら、どこでもやっていない事ばかりを探し追い続けるのは違うと思う。
今日もZ店長は工場でパンを作っている。
本当によく働く人だ。ほとんど寝る時間以外は、仕事をしている。
(あ〜と、もちろん遊ぶ日はとことん遊ぶ人ですが〜笑)
常に追究を忘れないし、自分を見失わない。そして丁寧にいつもと変わり無いパンを、作り続ける。当たり前のようにね。
18才の店長を知る私は、いまもその変わらない姿に安心する。
そんなパンを美味しいと確信する。
# by zopf-rie | 2007-07-08 09:53
静かに花に魅せられて取り戻す心
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久しぶりの投稿で、ログインのパスワードも思い出せないんじゃないかと焦りました。。。すみません。お久しぶりです。
正直、、心に余裕が持てなかったんですね。ごめんなさい。
ブログってやっぱり日記みたいな要素があって、義務感とかじゃなく、自分に向かい合いたい時にしか、私には書けないみたいです。
実はちょっと体調を崩しまして、ついに病院で精密検査をする事態になってしまいました。一時は不治の病かとかなり仰天しまして、何も手に付かない時間を数日過ごしましたが、以外と自分の図太さを知ったと言いますか〜、結果はまだ出ていないのに、開き直れたとでも言いますか〜すっかり今は仕事をこなせるようになりました。
「そこねてみて知る健康のありがたさ」ではありませんがね、本当にすべての事が、元気の上に存在するんだな〜っと思います。

「元気でいること」これって素晴らしいです!
# by zopf-rie | 2007-07-08 08:18
指導者としての威厳と暴君
2月に行なわれたMOBACで、ZOPFのデニッシュをじーっと見つめる女性がいた。なんとなくカンで同じ立場(パン屋の嫁)の女性と感じ、声をかけた。「デニッシュお持ちになりますか?」ハッとしたようだったが「はい」と言われるので、いつものように紙袋にさっと入れて渡した。すると「この渡し方だとクレームがきませんか?」と質問が帰って来た。「大丈夫ですよ。でも箱に入れて欲しいと言う方(お客様)には箱に入れますよ。」と答えると、少し不機嫌な顔をして「違うんです、スタッフがです」と少し荒立てた声で言い返して来た。どうやら、パートスタッフがデニッシュを包装する時に、例え1つでもケーキを入れるような立派な箱にデニッシュを入れてしまい、困っているのだと言う。「それでは割が合わないから(儲けが出ないから)止めて欲しい」と言っても、指示に従ってくれないというのだ。。。。賑わったMOBACの会場での立ち話にしては、結構立ち入った話しでもあったが、とても切羽詰まった様子が感じ取れて、とても彼女を苦しめている問題なんだろうと思えた。
私は次の瞬間、わざと強い口調で「言う事を聞かせなければいけないですよ。怒ってでも怒鳴ってでも。びしっと言ってやらなければいけません!」と言い切って見せた。それまで目を合わせず下を向き加減の女性は、かなりぎょっとしたらしく、一瞬私の方を見上げ凝視すると、「さすが〜怖いんですね。。」とそんな言葉を残し去って行ってしまった。
むろん私は凹んだ。
でも。。。彼女の心には何かが響いただろうと納得させた。それから数カ月が経った。なぜか、あの女性の事が忘れられないでいる。もっと話す時間があったなら、もっと彼女の気持をくむ事も出来たし、穏やかに励ます事も出来たと思えてならない。
そして、指導者とは、ある時は暴君に見える事もあるだろうけれど、ある程度仕方ない事だととても話し伝えたい。沢山のスタッフを取りまとめ、動かして行かなければならない立場は想像以上に大変だから、ZOPFがここまでやってくるのも、そりゃ〜大変だった。人に言えない苦労なんか、山ほどある(笑)。
いつも優しいZ店長だって、時にスタッフに厳しい言葉を吐く事もある。以前ある店主が「Z店長はどうやって怒るんですか?」と聞いた事があった。「殴る?」「怒鳴?」って尋ねられ、店長は困ってしまったが〜大人がこんな質問をするとは、やっぱり切羽詰まった問題があるんだと、パン屋の経営には思うところがあります。
「パン屋をやる」ことは難しい。腕の問題の他に、経営能力や指導力も問われるからね。。。スタッフとのコミュニケーションを上手に取れとか、リーダーシップを発揮しろとかよく耳にするけれど、具体的にどうすることなの?と聞かれたら、答えはすぐにでますか?
「文句を言わず、従えばいいんだ」これは暴君?でもここがZ店長の店なら、店長に従うのが当たり前、本当はそれに尽きるのだけれど、まだ、経験の浅い者には理解し切れないところがあるんだろうね〜。意味を取り違えていると私は思うけれどね(笑)。
さらに「「違う」と思うのなら、それは自分の店でやってくれ」そんな事も言う時がある。どうだろう?さらにこの言い分は暴君だろうか?、パン屋と言う世界なら至極当然だと思えないだろうか。これが自分の店を守り、自分らしい店を造って行く事だと私は思う。店主の在り方を教えているんだと私は垣間見る。
特徴のある独特のお店を作り出すには、ある意味ワンマンに引っ張って行く必要がある。もちろん理屈も理由もなく、黙って着いて来いと言う訳ではない。「自分はこうしたいのはこうだから」自分の意見をきちんと伝える事は大前提で、きちんとした指標を示し、毅然とした態度で望むことが非常に重要なんだと思う。まさに揺るぎない姿勢を持って当らなければ、真に人は着いて来ないものだ。
ZOPFができたての頃、私はよく店長と喧嘩したものだった。工場とフロアの境目で、意見がぶつかり合うのがしばしばだった。そりゃ〜激しい喧嘩だった。どれほど店長を傲慢な奴と思ったかしれないが(笑)、店長の傲慢にはいつも目的があって、理由がちゃんとあった。指標を示す事、これが指導者としての大きな役割だと思った。

「(スタッフを)怒ったら辞めちゃいますもの。。」そんな事も漏したその女性は、今もスタッフの顔色を見ながら暮らしているのだろうか。スタッフが憧れ、そうありたいと願う指導者に変わらなければ、スタッフは留まらない。そんな事を補足したら、またぎょっとされてしまうかもしれないが、もう1度会えるものならと思っている。
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# by zopf-rie | 2007-05-13 16:23
土佐小夏
今日、カウンターに座ったお客様から、お土産でレモン色の丸い柑橘系の果物を頂いた。「小夏」と呼ばれている関東では珍しい柑橘類で、高知がメッカの特産らしい。ご実家から送っていたものを、お裾分けして下さった。
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さっそく興味津々のカフェスタッフと切り分けてみる。とても爽やかなレモンに似た香が辺を広がり、味もとてもレモンに似ている、爽やかな味だ。でも酸っぱくなくって、甘いの〜。食べた事のない味だ!美味しい〜〜〜(笑)
あれこれ調べてみると、200年も昔、宮崎のある農家の家で偶然見つかったとされる。どうやらルーツには、ゆずが関係しているようだが、詳細は不明だそうだ(笑)。つるつるの皮の下にある、白い部分(通常ならほろ苦い部分)が、美味しくいただけるのが特徴で(食べ方は:皮をリンゴのように剥いたら、適当な大きさにカットして頂く)、通常柑橘類はこの白い部分にも栄養分があるのだが、苦味があるから取り分けてしまうので、この小夏はその点がとても有効で「最も効率良くかつ美味しく機能性成分を摂取出来る柑橘類」と言う訳だそうだ〜

初夏の特産=「小夏」(日向夏)、ちょっと果物屋さんの店頭を探してみたくなりませんか?見つかるかもしれません。そして機能性食品に注目が集まる昨今、ちょっと皆を出し抜いて、美味しさを独り占めしちゃった〜とにやけてみるのも面白いかも♪(笑)
おすすめします〜〜

重いのに沢山持って来て下り、本当に嬉しいです。
そのお心使いが、素敵だと思うんです。
この場に代えてですが、お礼申し上げます。ありがとうございます。そしてご馳走様です〜。
# by zopf-rie | 2007-05-13 14:17
一瞬でも魅せられてしまって!
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新築のお祝にと、お花を頂いた。なんとも愛らしい〜
色あせず3〜4年持つように特種加工された、正真正銘の本物のお花なんですって!パリで人気のお花屋さん、クロード・カンコー氏が独自に考え出した芸術性あふれるもので、大変人気だそうだ。「 Preserved Flowers 」まさに保存された花々と言う。
よく花の本の表紙を飾っており存在は知っていたが、手にしてまじまじと眺めるのは初めてです。Shopではまるでチョコレートやケーキをチョイスするように、ショーケースに並べられていると聞きます。きゃーーー!止めどもなく買ってしまいそうです(笑)

昨日もR'ZOPFに飾るお花を探しに、いつものお花屋さんに出かけましたが、母の日の時期でもあって、とても沢山の花が溢れていました。沢山の花の中から、気分や願いに込めたお花を選ぶのはとても楽しいものです。昨日はもちろん母の日ですから、カーネーションを加えたアレンジ花にしました。
目の前であっと言う間に思いの通りの、花を活けてくれるは、ワクワクしてとても嬉しくなります(笑)。まるで作ってくれている、お兄さんに惚れてしまった感じです(大笑)))
出来上がったお花を見て、「沢山の人に愛でてもらいたいね〜(眺めてもらいたい)」と花に話しかけてしまいました。
こんな私って危ない☆?
うふふふ〜〜いいじゃないですか〜〜ZOPFに来た一瞬だけでも、魅せられてしまったら〜。パンに酔うようにね!その瞬間がたまらないんですから!!(笑))
# by zopf-rie | 2007-05-12 10:29